先日、三条木屋町にある海鮮居酒屋に行きました。
そこは新鮮な魚介類を炭火で焼きながら食べる私好みの店です。
そこに前には無かった伊勢海老の残酷焼きのメニューが新しく加わっていました。
子供の頃テレビで見て以来、一度食べてみたいと思っていた私にとってあこがれのメニューです。
迷わず注文しました。
生きている伊勢海老を炭火で焼いた後、店の人に縦割りにしてもらって食べました。
エビみそもしっかり入っていてとても美味しかったです。
というような書き込みをあるサイトでしたら、
「ひえ〜、かわいそう」
「残酷すぎる」
というような批判がありました。
そこで、反論を、、、。
決して伊勢海老を殺すことを楽しんでいる訳ではありません。
人並みに私も心は痛みます。
しかし、新鮮なものを調理した方が美味しいからやる(殺す)わけです。
毛ガニもおがくずに入って生きたまま送られてくるものを自分でゆで殺して食べるのが好きです。
米国西海岸の知り合いの家に遊びにいったときに元気なロブスターを買ってきてゆでようとしたらバタバタあばれて大変でした(大汗)が、ゆで殺して食べました。
海辺にある妻の実家に帰省したときには、釣ったアイナメを自分で殺してさばいて刺身で食べるのも大好きです。
ぐにょぐにょ動いてるあわびを殺して食べたり、殻付き「うに」も殺して食べます。
肉などは切り身になっていれば心は痛みませんが、よく考えてみると誰かが殺した瞬間があったものなわけです。
じゃあ植物はどうですか?
命あるものに変わりはありません。
我々人間は、他の生き物の命を奪わなければ生きていけない因果な存在です。
そこを割り切って考えないとなにも食べられなくなります。
サルやイヌを食べる習慣の人々もいますし、鯨を食べたい民族もいるわけです。
どこに線を引いて割り切るかは人それぞれ、考え方、世界観、文化の違いだと思います。
菜食主義者のようにかなり植物側で線を引いてる人もいれば、私のように動物側で線を引く野蛮な人間もいるわけですが、いろんな考え方があることを認め合うことが大事だと思います。